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こんにちは、Ichi先輩(@Abstract1Life)です。
みなさん「人狼ゲーム」ご存知ですか?人狼ゲームはいわゆるパーティーゲームで、対面でもネット上でも楽しめる心理戦の要素が強いのが特徴です。
今回は初心者の方向けに主に人狼ゲームのルールとコツを解説していきます。基本的には人数がいた方が面白いので10人~13人程度が丁度いい人数ですね。
目次
人狼ゲームの基本的なルール
ゲームは人狼側と人間側に分かれて条件を満たしたチームが勝利するシンプルなルールです。
- 人狼を全て処刑 ⇒ 人間側の勝利
- 人狼の数と人間の数が一緒になる ⇒ 人狼側の勝利
ゲームは、日数制になっていて、1日に昼と夜の2回のターンがあります。昼間には全員の中から話し合いで1人処刑する人を決定します。そして夜間には人狼が1人決めて、人間を噛みます。
つまり、順調に進めば1日に2人が消えていくペースでゲームが進行します。
ただ、それだけだと人間側に不利なので、人間側にも能力者がいて、この能力者も夜に特殊能力を発揮することが出来るようになっていて、それを手掛かりに人狼を見つけていきます。
簡単に流れを解説すると、下記の様な感じになります。
1日目(昼):話し合い
1日目(昼):処刑
1日目(夜):人狼が人間を噛む、能力者が能力使用
2日目(昼):話し合い
2日目(昼):処刑
2日目(夜):人狼が人間を噛む、能力者が能力使用
3日目(昼):話し合い
3日目(昼):処刑
3日目(夜):人狼が人間を噛む、能力者が能力使用
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代表的な能力者の紹介
人間側に何の能力も持っていない村人ばかりが集まってしまうとすぐに村が壊滅してしまうので、村にも特殊能力を持った能力者が何人かいます。能力者・人狼の数などは参加人数によって調節しましょう。
呼び方はゲームの種類や場所によって少し違ったりしますが、大体どのルールでも存在する代表的な能力者は以下の通りです。
- 占い師(預言者)
- 霊媒師(霊能者)
- 騎士(狩人)
- 狂人(多重人格)
占い師(預言者)
夜に、自分以外から1人選んで「人狼」か「人間」の判別ができる
霊媒師(霊能者)
夜に、昼に処刑した人が「人狼」だったか「人間」だったか判別ができる
騎士(狩人)
夜に、自分以外から1人選んで人狼の襲撃から守ることができる
狂人(多重人格)
特に何の能力も持たず、村人と全く同じ扱いですが、人狼側の勝利条件が適応される
人狼ゲームの地元ルール
この人狼ゲームですが、結構やる人の集団によってルールとか能力とかが違ってきます。大富豪的な感じですね。8切りがあったり、11バックがあったりみたいな感じです。なので、良くある地元ルール的なものをまとめてみました。
騎士の連続ガードの有無
騎士は1人を狼の襲撃から守ることが出来る能力を持っていますが、同じ人を連続で守ることを有りとするか無しとするかという部分が決定されます。たいしてどうでもよさそうに聞こえるルールですが、これの有無で結構ゲームの展開に差が出てきますよ。
初日占いの有無
ゲームの開始時点では、ほとんど推理の情報がないので、0日目つまり1日目の話し合いが行われる前に1人分の占い情報を得ることが出来るのを初日占い有りといいます。
狐の追加
上記の「人狼」「人間」陣営に加えて「狐」陣営を加えて、どちらかの勝利条件達成時に生きていれば単独で勝利になります。加えて、人狼に噛まれても死なず、占われると死んでしまうという性質をもっています。
村人の騙りの有無
これは、かなり上級テクニックなので、あまりお目にかかることは無いと思いますが、村人が能力者を騙って出てきてもいいかどうかというルールです。つまり、何の能力も無いただの村人なのに、「私占い師です!」と出てくるということですね。
上手くやらないと、ただ村に混乱を起こすだけなので、非常に難しいです。
人狼ゲームのセオリー
ゲームの進め方は色々ありますが、その中でもセオリーの様なパターンがあるのでご紹介しようと思います。今回は実際に会って行なうタイプ人狼ゲームを想定しています。
ただ、セオリーに関しては実際に人狼ゲームをやってるのを見た方が分かりやすいので、YouTubeなどで流れを見るのが効果的だと思います。
能力者が名乗り出る(CO:カミングアウト)
例えば、占い師は人間側が勝利するために非常に重要な役職です。一番いいのは、占いをして、人狼を見つけてから出てきて発表することですが、それだと、なにも言えずに処刑されてしまったり、夜に噛まれてしまったりすることがあります。
一番良くないのは、何も言わずに占い師がいなくなってしまうことなので、できればそれは避けたいということで、結構早い段階から占い師が名乗り出る展開が多いです。
ただ、占い師を出すときに、人狼陣営のうち誰か1人は必ず「私が占い師だ」と出てきますので、情報の正確さや矛盾の無さなどからどちらが本物か推理しなければいけません。
人狼陣営が出てこなかったら楽勝なので、占い師を頼って有利に進めましょう。
ここで、地元ルールで紹介した、連続ガードの有無が重要になってきます。
連続ガード有りの場合、占い師が出てきても、その人を守り続ければ人狼の襲撃は意味を成しませんが、無しの場合には2回連続で夜に噛みにいけば、確実に占い師を消すことが出来ます。
なので、連続ガード無しの場合には、占い師を出す、出さないという駆け引きはかなり慎重にしなければいけません。
発言の少ない人を処刑する
基本的に人狼側は2つのタイプで生き残らないといけません。1つ目はガンガン発言して、みんなの信頼を得て、処刑されないようにして進めていくタイプ。2つ目は静かにしていて、疑われないよう最低限の発言だけして潜むタイプ。
この2つのうち、1つ目のタイプは信頼を得やすい分、ボロが出やすいので、相当考えて発言していかないとすぐに嘘がばれます。ただ、色々と情報を出してくれるので、人間側としては最初のほうは生かしておく価値があります。
2つ目の潜伏するタイプは何も情報を出してくれないので、後半まで生き残っていた場合、人狼だと判断する材料がなくて判断に困ってしまうことが多いので、発言しない人は早めに処刑するのがセオリーです。
なので、人間の方は積極的に議論に参加することをおすすめします。
能力の有無はむやみに言わない
主に初心者の方が、何も能力を持っていない人間の場合に、「私、何の能力も無いから」と発言してしまうことがありますが、これは避けたほうがいいです。
狼としては、なるべく早く能力者を噛みたいので、能力者じゃないヤツが名乗り出てしまうことで、逆に能力者を絞り込むことができます。なので、能力者を変にあぶり出そうとする発言をする人もかなり怪しいと思ったほうがいいでしょう。
人狼ゲームでよく使うワード
白・黒:人間側=白, 人狼側=黒
CO(カミングアウト):自分の能力をみんなに知らせること
騙り:自分の本当の能力とは別の能力をCOすること
PP(パワープレイ):人狼チームが人数差で人間を処刑するテクニック
ローラー:同じ能力者が複数人出た時にその能力者を全員処刑していくこと
お手軽に出来るワンナイト人狼
最近流行っている、お手軽にできる人狼ゲームがこちらです。
こちらは、通常は何日かかけて行う人狼ゲームを1夜、1回の話し合いだけでやってしまおうという簡易な形のルールで出来る人狼ゲームです。
普通の人狼ゲームほど戦略や推理などの要素はありませんが、少なめの人数でも楽しめますし、人狼の練習にはぴったりだと思います。
「ちょっと人狼ゲーム始めてみたい」という初心者の方におすすめです。
人狼ゲーム:まとめ
今回は基本的なルールとちょっとしたコツを中心に人狼ゲームをご紹介しましたが、実際にやってみるのが一番良いです。
対面で人狼ゲームをやるにあたって、基本的には進行役をするゲームマスターが必要なのですが、こういった人狼ゲーム専用のスペースもあるので、利用すると楽かもしれません。
1人、2人で行っても、当日来た人で集まって人狼が出来るみたいなので、なかなか人狼ゲームやりたいけど人を集められないという場合にもおすすめです。
また、アプリを使うと、ゲームマスター無しで進行することができるものもあるので、人数を集められる場合には、アプリを利用するのもアリですよ。
アプリについては下記記事でも取り扱っているので、参考にいかがでしょうか。