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こんにちは、Ichi先輩(@Abstract1Life)です。
みなさんPepper君ってご存知ですよね?独特なフォルムで、色々受け答えをしてくれる人型のロボットですよ。
でも今のところの仕事は下に挙げている程度の事だけです。
- 展示会で愛想を振りまく
- お店で愛想を振りまく
- お店の受付をする
ということで、今後ペッパー君にどんな仕事が出来るようになるのかという事を、もう少し視野を広げて「ロボット」として語ってみようと思います。
Pepperの基本情報
Pepperの今後を考えるにあたって、基本情報を知っておく必要があります。
料金は「本体価格+基本プラン×36ヶ月+保険パック×36ヶ月」が基本になるようです。3年間使う感じで設定されているわけですね。
さらに、一般向けと法人向けがあって、プログラムは少し差別化されているみたいです。
3年間使う事を想定して考えると、どの程度費用が掛かるのか計算してみると下記の様になります。
- 一般用:110万円
- 法人用:230万円
なかなか高価なので、経費にお金を割けるような大きめの企業で使うのが基本的なコンセプトになっていくような感じですね。
ペッパーに出来る事としては、やはりコミュニケーションが主で、胸についているタブレットと音声や顔認識機能を使って活動している様です。
自分の感情を言葉以外にもディスプレイで表示できるウル〇ラマン仕様になっています。
Pepperの今後
ロボット業界がAIBOから全く成長してないと思うのが、ロボットの形にこだわりすぎているという点です。
ロボットの原則はアイザック・アシモフが唱えた3原則が有名で「人間に対する安全性、命令の順守、自己防衛機能」が必要だと言われています。
私自身もこの3原則さえ守られていけば他は自由だと思っているので、何もコミュニケーションロボットが形を成している必要はないと思っているんですよね。
落合陽一先生の「魔法の世紀」なんかを読んでみると、メディア装置が意識されない「非メディアコンシャス」の時代が来ると述べられていて、つまり、TVとかPCなどといったメディア装置が意識されずに、そのコンテンツだけが注目を集めるようになるってことです。
ロボットも外見(ハード)にこだわりが強い分野だと思うんですが、力を入れるべきはコンテンツ(ソフト)の方だと思います。
いっそペッパー君も人型じゃなくして、ただのシステムにした方がいいんじゃね?って感じです。
アイアンマンを見たことがある人なら分かると思うんですが、人工知能の「ジャービス」とか欲しくないですか?執事っぽい働きをしてくれますよね、彼は。
個人的に思うのが、Pepperの胸にパッドがついているのが超ダサいってことですね。
音声認識だけでは完全に対応できない現状があって、それを補完する意味合いでのタブレットだと思うんですが、どうにも中途半端な感じが強く感じられます。
いっそのことコンソメぐらいのキューブにスピーカーでもつけて、デスクに設置できる執事みたいにしたらどうかなって思いますね。
もしくは、自己発信はしないでひたすら聞き手になってくれるシステムとかどうですかね。「うんうん」って全部肯定して話聞いてくれたら、話し相手がいない人とか、ひたすら愚痴を言いたい人とかに需要が出る気がします。
2015/12/18 追記
この記事を読んで爆笑しました。