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こんにちは、Ichi先輩(@Abstract1Life)です!
土用の丑の日も過ぎて、夏バテもそろそろ佳境をむかえてきた9月の初旬にうなぎの老舗「桜家」さんで心ゆくまでうなぎを堪能してきましたので食レポしながら自慢しようと思います。
静岡でうなぎと言えば「浜松」ばかりが注目されがちですが「三島」も美味しいうなぎが食べられる名所なんですよ。
最寄り駅(三島広小路駅)へ
今回お目当ての「桜家」は静岡県の三島駅から1駅の三島広小路駅のすぐ近くにあります。三島には新幹線が止まりますので、長い旅になりそうな時に三島で降りてうなぎ屋で一服というのも乙だと思いますよ。
JRから乗り換える必要があるので少し面倒ですが、それだけの価値がありますので、お散歩がてらいかがでしょうか。
ちなみに三島のうなぎの老舗でいえば「うなよし」か「桜家」の2つの名前が挙がって、時期によって良し悪しがありますが、個人的には「桜家」さんが安定して美味しい気がします。
桜家(さくらや)に到着
駅から歩くこと30秒ほどでこちらの桜家さんの看板が目に入ります。駅の目の前なので、車やタクシーで移動する必要がなく、観光の方にも訪れやすい場所にあります。
お昼時のお店の営業は11:00~なのですが、私は10:30に到着して既に40名程の名前がお店の前に設置してある名簿に書かれていました。さすが名店なだけあります。
待ち時間の過ごし方
開店時間になるまでは、お店の隣に流れる源兵衛川を眺めながら癒されながら待つことが出来ます。とても水が澄んでいて気持ちいい場所です。
というのも、三島は富士山の湧水が豊富に湧き出る日本でも屈指の名水所で、この川の源流も湧水なのでとても透明度が高くキレイな川なんです。
なぜ、うなぎの産地でもない三島でうなぎが有名かというと、うなぎに泥を吐かせる工程で綺麗な水につけておくようなのですが、その水が綺麗で臭みがなどが消え、美味しくなるという事です。
「うなぎの味は水の良し悪しで決まる」という名言があるほどこのお水が重要なんですね。
「桜家」に入店
今回も大量の名前が記載されていたので、30分~1時間位は待つだろうなと思っていたところ、開店してすぐに呼ばれました。お店の中は縦にとても広く、3階建てになっており、一度にかなりの人数が入れる様な作りになっています。
ただ、1巡目で入れないと、うなぎ屋さんは提供までに時間がかかって、回転率は悪いので結構待つことになるかと思います。
内装は日本家屋的な作りで、うなぎ屋さんらしい感じです。今回は3階のお部屋で食事をしたのですが、階段が結構急なので、お年寄りの方は1階のお席がいいかもしれません。
まず先に肝吸い・お漬物を堪能
席について注文してから約15分~20分で到着したのは肝吸いとお漬物です。
肝吸いを一口飲んで、口の中にはお出汁の豊かな香りと三つ葉の爽やかな香りが充満します。澄んだ味わいでとても美味しいです。うなぎの肝も全くと言っていいほどに臭みやエグみが無く、滑らかな舌触りと共にうま味が出てきます。
肝をもっとくれ!と言いたくなるほどに好きな人は好きな肝吸いで素晴らしいスタートです。お漬物も程よく漬かっていて美味しいです。
いよいよお重が到着
ズバァン!ついに届きましたこの重箱、いざオープン!
はい、間違いなく美味しいですね。というワケで、わたしは3枚入りのうな重( 4,950円)を注文しました。2枚でも十分にご飯を埋め尽くしているのに、さらに右に乗っかる3枚目のうなぎが素晴らしいですね。
ほら、この照り具合がもう最高ですよね。あと、見るからにふわっふわのこの身の感じがたまりません。こちらでは蒸す工程があるので、ふわっふわに仕上がります。カリッとした関西風が好きな方もいるかもしれませんが、ふっくらした関東風も良いですよ。
あぁ、やっぱり口に入れた瞬間にほわっととろける様な舌触りで、あっという間になくなります。タレのかかったご飯も最高!うなぎもやわらかいだけでなく、しっかりと炙られた香ばしさがあって、風味も抜群です。
時期的にはうなぎの旬ではないですが、程よく脂ものっていて美味いですねぇ。山椒も少し振りかけて、ピリッと味を変えて楽しめるのがうなぎのいいところ。3枚でも最後まで飽きずに食べきってしまいました。小骨も全然気になりませんね。
まとめ:うなぎ最高
今回は静岡県三島市の「桜家」に伺いましたが、やはりうなぎ最高でした。
あまり時間がなかったので、お酒を楽しんだり、鰻巻きや鰻ざくを楽しんだり出来ませんでしたが、今度伺った時にはもう少しゆっくり楽しみたいと思います。