デッドプールがついに日本公開!しゃべりまくるアンチヒーロー映画を評価してみた【ネタバレ無し】

ついに、あのDEADPOOL(デッドプール)が映画化されました。

(HEY!俺ちゃんのこと呼んだ?)

日本公開は2016年6月1日ということで、昨日解禁だったワケですが、早速観に行ってきたので、レビューも兼ねていっちょ評価してみたいと思います。

(ネタバレは禁止だし、評価も良い評価だけ載せた方が君のためだと思うぜ!)

デッドプールとは?

 

そもそもデッドプールを知らない方も多いのかもしれませんが、デッドプールは元々マーベル・コミックというアメコミ出身のキャラクターです。マーベル・コミックと言えば、スパイダーマンとかアイアンマンとかX-Menとか人気ヒーローが沢山排出されている、超有名コミック誌ですね。

(大人の事情でほとんど映画でコラボはできないけどな!)

そのマーベル・コミック出身のキャラの中でも異質なのがこのデッド・プールで、第四の壁と呼ばれている、漫画や映画など劇中の世界とその外の世界の壁を悠々と破ってきます

(俺ちゃんってばカッコいい!君も俺ちゃんのこと見えてるよね?)

彼は自分が劇中のキャラクターだと知っていて、観客に話しかけてきます。なので、かなりメタ的なネタもバンバン飛び出してくるし、制作陣にも要望を出したりします。そして何より、彼は自分がヒーローではないと言っていて、全て自分の為に動くのが彼の信条のようです。

(今回の映画もギャラが良いって聞いたから、仕方が無く演じたってワケ)

映画のあらすじ

 

今回の映画は、デッドプール誕生秘話と恋人とのラブストーリを主に描いた作品です。

(ホントは俺ちゃんの超カッコイイアクションで女の子をメロメロにさせちゃう作品!)

なぜ、ウェイドはデッドプールになったのか?そして、恋人のヴァネッサとどのように出会い、どうして離れてしまったのか。2人の関係を主軸にして、デッドプールの軽快で下品なネタ満載であっという間に時間が過ぎていく作品です。

(ハンカチじゃ足りないから、映画館のトイレットペーパーで涙拭いた方がいいぜ!)

映画の評価

f:id:ibookwormer:20160602110336j:plain

出典:公式Faceebook
まず、注意してもらいたいのがR-15指定の作品だということです。主な規制の原因として、下品な下ネタ、そして結構えぐいアクションシーンがあることが考えられます。

(上品な下ネタとかあるのかよ?じゃあ、××××はどうだ? HEY!規制するなよ!)

血とか普通に結構飛ぶシーンもあるし、見ていて痛々しいシーンもあるので、どうしてもその辺りに耐性が全くないという人はちょっと厳しいかもしれません。

(俺ちゃんってばついつい女の子にカッコいいとこ見せたくて張り切っちゃったからね!)

ただ、劇中はほとんど絶えずにデッドプールがネタを喋りまくるので、えぐいシーンでも、とても楽しく見ることができると思いますよ。ネタの種類は結構幅が広くて、アメリカの俳優をいじったりとか、アメコミヒーローをいじったりとか、観客をいじったりとか、恐らく全てのネタを理解するのは難しいと思います。

(アメリカ向けに作ったからね!ジャパニーズハラキリ!とかやっとけばよかった?)

わたしも観ていて、大体50%位しかネタを回収できませんでした。

また、映画の見せ方というか、そもそもデッドプールがメタ発言できるのがとても映画というメディアに向いていて、観客に話を投げながら本題が進んでいくのが楽しく見られた要因じゃないかと思います。

(いいこと言うね!ま、見てくれる人あってのギャラだからね。分かるよね?)

普通は完全にシリアスになってしまうようなモードの時にも、軽快にネタを挟んでくれるおかげで、楽しい雰囲気を保ったまま見続けることも出来ますからね。

本作ではおまけ程度ですが、X-Menの2人も参加しているので、ある程度X-Menについての知識があった方が楽しめるかもしれません。私自身はそれほど詳しくなかったですけど(キャラ名とか設定を知ってる程度)、十分に楽しめました。

(デップーちゃんだけでおっけー!他の能力者はただの化け物だから知らなくていいぜ!)

まとめ

・デッドプールとかあんまり詳しくなくても充分楽しめます!

・えぐい描写が苦手な人は注意!ただし、ネタが満載でそちらでカバーできるかも

・メタ発言や下ネタで観客を楽しませてくれます!

私は今回2Dの字幕版で見たのですが、4DXとかで見たら、また違った楽しさがありそうです。アクションシーンも結構激しいので、ぜひ4DXも体験してみたいものです。

(最後までちゃーんと見て帰るんだぞ!エンドロールで立つんじゃない!じゃーね!)