※当ページのリンクには広告が含まれています
こんにちは、Ichi先輩(@Abstract1Life)です。
前回の記事で暇なときにやることとしてイチオシしていた「情熱大陸」ですが「なんで見るとやる気が出るんだろう?」という疑問が出てきます。
暇なときの暇つぶし方法を伝授!|暇すぎるあなたの具体的なやることリスト
そこで、私なりに情熱大陸の内容を分割して、どのような要因がやる気に繋がっているのかということを解説していきたいと思います。
やる気って何?
そもそも「やる気(Motivation)」って何だろうということで、広辞苑(第六版)を引いてきました。
- やる気:物事を積極的に進めようとする気持
- Motivation: 刺激、動機付け、原動力、誘因、意欲
どうやら「やる気」は何かする時のきっかけの様に捉えると良さそうです。でも、漠然と「きっかけ」があるわけではなくて、恐らく、きっかけにも「量」がありますから、情熱大陸はその「量」が多いんだと仮定しましょう。
情熱大陸の番組構成
オープニング
その日のゲストの写真とともに、皆さんおなじみ、葉加瀬太郎さんの「情熱大陸」が流れ出します。たまに、この「情熱大陸」の曲が流れるとやる気が出るという人がいますけど、私は全くなりません。この時点ではまだ、やる気メーター0です。
きっと、それだけでやる気が出る人は、相当な情熱大陸ファンで、パブロフの犬的にやる気の条件反射が起きちゃってる感じでしょうね。ヤバいですよ。私もその域に達すれば30分見なくてもやる気出るんですから、ぜひ目指したいところです。
番組冒頭
ゲストの仕事している風景が流れ、静かにナレーションが語りだす。あくまでゲスト名は出さずに、ぼかしてその状況を伝えてくれる。続いて、ゲストの名前、どんな風にすごい人なのか、淡々と語ります。
はい、ここでちょっとやる気が出てきます。
情熱大陸では、だいたい有名人か珍しい肩書を持っている人がゲストとして登場する。ただの「サラリーマン」だとゲストとして特集されないけど、「スペースサラリーマン」とか珍しい肩書で売り出していけば特集されるかもしれない。
ここでやる気が出るのは、描かれるゲストがカッコいいからだと思います。どんなゲストだろうと、綺麗な映像、プロとしての仕事の風景、ナレーションの言い回し、これらが揃えばとてもカッコよく画面に映し出される。
自分の仕事に対して報酬が発生しているのであれば、それは「プロ」「プロフェッショナル」であることを表しています。
言うなれば、この世には「プロサラリーマン」がいっぱいいるはずなんだけれど、どこか自分の仕事ぶりを「プロ」として評価出来ていない人が多いんじゃないだろうか。
そんな時にこのゲストを見ると、純粋に「あ、カッコいい」と思ってしまい、どこか憧れるところから徐々にやる気が出てくるんだと思う。
嫌いな人とか「カッコよくない」人の話は全然心に響かないので、この冒頭での掴みが番組の後半に向けてのやる気の上昇にとても大きな影響を与えているのには間違いないはず。
番組中盤
番組の中盤は、以下の2つの項目で構成されています。
①「密着取材のスタッフとゲストの会話」
②「ゲストの仕事・プライベート映像」
ここで大切なのは、ほとんどスタッフの声が入らないところ。スタッフが介在しないことによって、あくまでゲスト・ナレーション・視聴者という構図が保たれて、他の番組よりもゲストがとても近い存在に感じられるはず。
また、流れとしてはカッコいい仕事の姿やプライベートの素顔的な姿を見せた後、「少し暗め姿」を見せる。ゲストもあくまで人間であり、失敗した過去やつらかった経験があることを教えてくれる。
以前にブログに関しての記事で書いたこともあるのですが、共感を得るためには、「正の共感」よりも「負の共感」、つまり、共感できるような、つらい体験が語られることが大切で、そうすることによってとても信頼性が増すことが言われています。
この番組の流れによって、ゲストへの信頼感や共感がぐんぐん上昇して、「私も何か頑張らなきゃ」とか「私にも何かできることがあるんじゃないか」とかいう、やる気がもりもり出てくるんだと思っています。ゲストがきっかけを与えてくれるわけです。
番組終盤
番組冒頭でしていた仕事の場面に戻って、もう一度そのカッコいい姿を別角度から移す。こころなしか冒頭の時より、ずっと人間性が見えて、深みがあるゲストの姿が…。
視聴者「あんなにつらい過去もあったのに、努力してカッコよく頑張ってるんだ!」
というわけで、まんまとやる気が出てしまうような内容になっております。
さらに、この後ゲストが未来に向けてどんな風にしていきたいのかということを語るので、するっと「うん、私も頑張ろう」ってなっちゃうんですね。
特にやる気の出るおすすめの情熱大陸
情熱大陸に関しては、基本的にどんな方の回を見てもやる気が出るのですが、特に「俳優」さんの回は見た後にかなりやる気が出る様に思います。
藤原竜也さんの回
藤原竜也さんは、すごくアツい演技をされる俳優さんですけど、とても古風でまじめな人柄がとても魅力的でした。蜷川さんとの舞台での稽古や、2人の関係性のお話にも心惹かれる部分があって、やる気、出ます。
小栗旬さんの回
小栗旬さんは、チャーミングな面もあり、仕事に熱心な面もあり、とてもカッコイイ人だなと思いました。俳優さんは結構ストイックな人が多いので、自分もちょっとストイックにやってみようかなという気が見るたびに起こります。
綾野剛さんの回
綾野剛さんは、とにかく俳優という仕事が好きな気持ちが伝わってきて、だからこそ自分にできる事は何でも努力できるというストイックさがとてもかっこよく映ります。自分も頑張ろうというやる気が湧いてきますよ。
まとめ:情熱大陸とやる気の関係
今回はあまりやる気について科学的には説明できていないですが、情熱大陸の効果は多くの人が認めるところだと思いますので、ぜひ自分の「やる気」のコントロールに使ってみてはいかがでしょうか。