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こんにちは、Ichi先輩(@Abstract1Life)です。
先日、大分県の由布院に旅行に行ってきましたので、今回は旅日記的な感じでお送りします。
由布院には1泊しかしなかったので、ほぼ、丸一日の日記になります。見返してみると、食べてばっかりの食べ歩き旅でした。
大分駅から由布院駅へ
大分市を出発して、旅行客が由布院に行くためには、列車を使うのが一般的なようです。ただ、1両編成だし、本数もあまり多くは無いので、あらかじめ時刻表を確認しておいた方がいいかもですね。
由布院までの道のりは、本当に田舎の中を列車が駆け抜ける様な感じで、トトロの猫バスとまでは言いませんが、辺りに流れるゆるやかな時間と対比する速さが良かったです。
大体1時間程で由布院まで到着です。
大分駅はICカードで入場できるのですが、由布院駅はICカードで出場できないので、現金で清算になります。後でICの決済ができるように用紙ももらえますよ。
でも、1人1人駅員さんが手書きで対応するので、乗客が多いと結構時間がかかります。大分駅で切符を買ったほうがスムーズなのでおすすめです。
湯布院に到着!
駅を出ると、澄んだ空気が胸いっぱいに入り込んでくるような大きな空が目に飛び込んできます。ただ、この日は関東で雪が降った日で、めちゃめちゃ寒かった。
宿のある方向に進んでいくも、あんまり温泉街という雰囲気はしなかったんだけど、どちらかというと「The温泉街」って感じは「別府」の方みたいだね。由布院は、「1本裏に入ると閑静な温泉宿が」って感じ。ただ、空と山は綺麗だったなー。
駅前でランチ
とりあえずお腹が空いたので、駅の近くのお店「食咲ゆふいん」でランチ。
名前なんだっけかな、なんか「冬の鳥ざんまい定食(¥1300位)」的な名前だった気がするけど、美味かったなぁ。鶏飯・とり天・鶏ハム・鶏出汁うどん、って感じで鶏ざんまいですよ。
この澄んだ出汁のうどんに、大分名産のゆず胡椒を入れると、これまた美味。鼻から抜けるゆずの風味と、ピリッと酸味と辛みのある味が、何につけてもいいアクセントになるんだよね。
お昼時になると、外国の観光客のお客さんが大量に押しかけて、いっぱいになっちゃうので、早めのご飯にした方がいいですよ。この辺りのご飯屋さんはどこもいっぱいでした。
湯の坪街道へ
しばらく歩いて、一本路地を入ると、何だか素敵なお土産物屋さんロード(湯の坪街道)が出現します。駅前とかは閑散とした廃れた田舎って感じだけど、この路地は盛り上がってます。ただ、やっぱりアジア系の観光客が多すぎって印象はあります。
豊後牛極上コロッケを買い食い
旅の醍醐味は買い食いということで、コロッケを買い食いしました。
豊後牛極上コロッケはなんと極上にも関わらず、¥200というお手軽さ。
コロッケはこのお店と「金賞コロッケ(¥160)」を売りにしているコロッケ屋さんが2店舗と合計3つあったんですが、このお店が個人的に好きでした。
金賞コロッケのお店は、複数のお店があったこともあって、中華街の肉まんチャンピオンの肉まんみたいな印象でした。コロッケもちょっと小さめ。
どうやらコロッケには大分県のブランド牛である豊後牛のミンチを練り込んであるというのがこのお店の売りのようです。
全然分かりませんでしたが、ほくほくで美味かったです。
はちみつソフトクリームを買い食い
くっそ寒かったんですが、ソフトクリーム屋さんもいっぱい並んでいましたね。寒すぎて全然売れていなかったのが可哀想でした。
別のお店ですが、くっそ寒いのに、はちみつソフト(¥300位)を食べていました。私も少しもらったんですけど、メープルのはちみつが主張しまくっていて美味かった。
冬のアイスも好きというか、冬の方が溶けないから好きなんだけど、家の中で食べるから良いのであって、外で食うのは寒すぎだって思いました。
九州醤油とゆず胡椒を物色
お土産を買ったのはこのお醤油屋さん。古風な佇まいが良い雰囲気を醸しています。
九州の醤油って、本州の醤油と比べて甘いんですが、この九州醤油が個人的には大好きです。お刺身にも煮物にも合うので、お土産に買った醤油が無くなったら、Amazonで取り寄せようと思っています。
このお店では、醤油の種類が豊富だったんですが「匠醤油」というスタンダードな醤油(¥700位)とゆず胡椒(青)(¥500位)をお土産に買いました。
水場があるお店ってついつい寄りたくなっちゃいますよね。
ちなみに匠醤油ではないんですけど、この「カトレア醤油」は九州醤油の中でも結構甘めの醤油で、湯布院に行く前日に食べたんですが、この旅の中で出会った中でも抜群に美味かったです。おすすめ。
湯布院の謎スポットたち
なぜか九州最大級ガチャガチャSHOPが湯布院にありました。謎です。
喫茶だんでぃ。このお店に入らなかったことを後悔している。ちなみに店の前の掃き掃除をしていた店主だと思われる方は、非常にだんでぃだった。絶対美味い珈琲を出してくれるに違いない。
大体地方にある危険を促す看板は怖い。集めて写真集とか出したらどうだろうか。
著作権とか版権とか色々心配になる超小規模ショッピングモールがあった。動物がそこかしこに配置されていて、ヤギもいた。かわいいな。
金鱗湖に到着
色々探索しているうちに、観光客も多い金鱗湖周辺に到着。だいぶ山も近い!
思ってたよりも少し小さめの湖ですが、山とのコントラストが美しい湖です。
湖の周辺の川も水が澄んでいてきれいですよ。
鳥もいました。冷たくないんですかね、足。
宿泊する宿に到着
ってなわけで、宿に到着です。泊まったのは「ほたるの宿 仙洞」です。
こんな感じで、手入れのされた古風な庭園の中に、お部屋が点々とあるというかたちの宿で、風情がありますね。
泊まったのは、家族風呂・露天風呂がある建物の2階のお部屋です。
中に入ったところには炭鉢があったりしていい感じです。
部屋の中はすっきりとしていて清潔な印象。庭園も見下ろせますが、こちらも丸見えなので、すぐさまロールカーテンを下してしまいました。
到着して、ご飯前にさくっと温泉につかったんですが、やっぱり温泉は良いですね。身体の端までぽかぽかですよ。写真を撮れなかったのが残念ですが、いい感じでした。
温泉から出ると待ち受けているのが、こちらのビールサーバー!
なんと、宿泊者なら、いくらでも飲み放題!最高かよ。わたしは痛風なので、控えめにしておきました。えぇ…コンプライアンスの良い患者ですよ…。
いざ夕食へ
さぁ、さぁ、夜も更け込んで来て、いよいよ夕食です。
チェックイン時にお食事処と言われていたところに出向くと、
「Ichi様は個室をご用意しております。」
なんと!そんなに高いプランではないけれど、いいのかなと思いつつ、個室へ…。
こちらでお待ちくださいと案内されたのがこちら。
うわー、美味しそ…
さむっ!個室さむっ!
クッソ寒い。食事処と違って、離れにぽつんとある部屋だから、建物自体がすっかり冷え込んでいるよ。やばいよ。何℃だよ。ヒーターつけよ!早くヒーター!
8℃…。外気温と一緒かよ!
ってことで個室はくっそ寒かったです。食事の時間は事前に聞いてるんだから、暖めておいてくれてもいいのに。あと、新しい料理持ってきてくれる時に、扉開けっ放しにするのやめよ?寒いからね?
色とりどりの前菜と小鉢。ちょっとずつ楽しめて美味しい。
思わず先に食べはじめてしまった、イワナの炭火焼。大分県名産のかぼすを絞っていただきます。程よい酸味と塩気がたまらんのです。
こちらがメインの牛ステーキです。ゆず胡椒も添えてあって、色んな味でいただいて、飽きずに最後までペロリでした。あと、椀物とご飯、お漬物をいただきました。
何のアイスだと思いますか?実はこれ、大葉のアイスです。食べてみると、ほんのりと後味に大葉の香りが鼻から抜けて…うん…あんまり好みじゃない。という事で、あげたらバクバク食ってました。好みの問題のようです。
さて、全体的に料理自体は美味しかったし、接客は良かったですよ。おまけにお夜食のおにぎりもくれました。これがお部屋が温かかったらもっと美味しかっただろうなーと思うとちょい残念ですけどね。
大人の楽しみ晩酌タイム
ということで、お部屋に戻って、ゆったりと晩酌タイムです。
こちらは近所のお店で見つけた「純米酒の名にかけて(¥500位)」というお酒。試飲させてもらったら、辛口で非常に澄んだ味わいでした。180mlを一本ちびちびといただきます。
こちらはその名も「かぼすハイボール(¥160くらい)」。かぼすのすっきりとした酸味と、皮の苦みがマッチしていて、大人の味わいのするハイボールです。1本160円ぐらいで買えたので、ちょい飲みするのにぴったりの代物ですよ。
大分県といえば鶏肉ということで、酒の肴は「とってもスパイシーな炭火焼(¥500位)」に決定です。ご飯を食べた後なので、結構お腹はいっぱいだったんですが、ちょこちょこつまみながらお酒をいただきます。
スパイシーの名に違わぬスパイシーさを兼ね備えているけど「とっても」かと言われたらそうでもない気がする炭火焼です。ただ、つまみとしては間違いなく美味しかったな。
そんなこんなで、歩き疲れて、就寝です…。
…。
がんっ!
「ん?」
このお宿は何と温泉に24時間入れるんですが、温泉のある建物の上の部屋なので、夜に出入りする人のドアの開閉音がドスドス響きます…。
温泉入り放題、ビール飲み放題だと思ったら、まさかこんな落とし穴があるとは…。ぐぬぬ。
2日目「さよなら湯布院」
2日目の朝を迎えて、早速朝ごはん!
個室へどうぞ…
さむっ!
ということで、後半は何となくネガティブな感じでしたが、総合的に素敵な大分県由布院の食べあるき旅でした!みなさんも機会があったらぜひ湯布院へどうぞ。